どうも、卓球好きしゃちょ~です^^
今回は試合で勝てるようになるために
必ず必要な戦術や
得点パターンの組み立て方の参考例について
書いてみたいと思うんですが、
あなたは卓球の戦術や得点パターンというものを
しっかりと持って試合をしていますでそしょうか?
もしかしたら、特に戦術を考えたりせずに
試合をしているという方もいるかもしれませんが、
卓球は「100Mを全力疾走しながら
チェスをするようなもの」と表現されるくらい
頭を使って戦術を組み立てたり、
臨機応変に戦術変更をしなければならないスポーツなので、
基本的な技術練習をするだけでなく
試合で勝てる確率を高めるための戦術を研究するのは
とても重要なことになります。
【卓球】試合で勝てる戦術の考え方
卓球の技術力は練習をすれば上達することができますし、
どれくらい上達したかということが分かりやすいので
ついつい技術的な面を重視しがちになってしまうのですが、
卓球で勝つための戦術を組み立てられるようになる
頭脳を鍛えることも同時に重要な要素です。
というわけで、いくつか基本的な戦術の考え方を
紹介してみたいと思うので、
もしよければあなたの戦術作りの参考にしてみてください。
[icon image=”point2-1-b”]サーブからの展開を考える
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卓球ではサーブを2本交代で行いますが、
自分がサーブを持ったときに2点取れるようにするには
どうしたら良いかということを考えましょう。
逆に、自分がサーブの時に相手に得点されてしまうと
相手がサーブを持っている時に得点されるよりも
精神的なプレッシャーが大きくなってしまうので、
自分がサーブを持っている時は
絶対に点数は渡さないというような気持ちでいることが大切です。
また、サーブからの展開を考える場合は
- 3球目攻撃につなげるにはどうすれば良いか
- 相手が苦手としている回転やコースはないか
- 相手に2球目攻撃されないために気をつける事は何か
- どのコースにレシーブさせた方が良いのか
- どのコースをメインにサーブを出すのか
- 勝負どころで使う必殺サーブは何か
- 相手の読みを外すサーブはないか
というような事を考えながら
サーブを出していくようにしましょう。
また、サーブを持った時に得点できる確率を高めるためには
サーブの精度やサーブの回転のレパートリー、
回転の読まれづらさなどを高めなければならないので
普段からサーブ練習をしっかり行って
試合で落ち着いて精度の高いサーブを出せるようにしておく必要があります。
[icon image=”point2-2-b”]レシーブからの展開を考える
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相手がサーブを持っている時に考えなければならないのは
- どうすれば2球目攻撃することができるか
- 2球目攻撃が難しい場合どうすれば相手の攻撃を防ぐことができるか
- 同じレシーブのパターンにならないようにするにはどうしたら良いか
- 相手の裏をかくレシーブはないか
- 分からない回転のサーブにどう対処するか
というような事を考えながら、
レシーブからの展開を考えていくと良いでしょう。
[icon image=”point2-3-b”]相手が苦手とする部分を効果的に利用する
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卓球では試合中の心理戦で優位に立てるかどうかも
重要なポイントとなりますが、
相手より心理的に有利になれるかどうかは
相手が苦手とする部分を把握できるかどうかにかかっています。
例えば、相手がミスをする回数が多いコースや回転があれば
それを攻め続けるようにしたり、
あえてスルーしておき勝負どころになったら
苦手としている部分を徹底的に攻めたり
というようにすることで
心理戦を優位にすすめていくことができます。
また、逆にいうと、自分の弱点を
相手に把握されてしまうと
心理戦に不利になってしまいますので、
常に自分の心を相手に読まれないように
ハッタリをきかせておくことも大切です。
[icon image=”point2-4-b”]相手の長所を封じるにはどうすれば良いか考える
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相手が得意としているプレーをさせてしまっては
相手を勢い付けてしまいますし、
自分の持ち味を出させてもらうことができなくなってしまうので、
相手の長所が見つかった場合は
どうすればその長所を封じることができるのか
ということを考える必要があります。
例えば、フォアハンドドライブが強い選手の
フォア側ばかりにボールを集めてしまったら
当然フォアハンドで強打されてしまい
相手に試合の主導権を握られてしまうことになるでしょう。
なので、この場合フォアハンドドライブを打たせないように
するにはどうすれば良いのかということを考えなければなりませんが、
例えばいくつかの方法を上げてみると、
- バックやミドルボールを集めるようにする
- 攻める時はバックとミドルを攻めて下げさせてから決め球をフォアに打つようにする
- 短いサーブとレシーブを徹底する
このようにすれば得意なフォアハンドを
打たれないようにしていくことができ
相手の長所を封じることができるはずです。
相手の長所を封じることができればできるほど
自分のペースで試合を進めやすくなるので、
相手の長所を封じるということも
頭の中に入れて戦術を立てるようにしていきましょう。
[icon image=”point2-5-b”]相手の裏をかくにはどうすれば良いか考える
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卓球では相手を崩すことができれば
かなり得点しやすくなるので、
相手の裏をかくプレーができるかどうかが
試合で勝つか負けるかを左右するポイントといえます。
よく勝負勘があると言われる選手がいたりしますが、
これは勝負どころで相手の裏を書くことが出来る選手
と言い換えて良いのではないかと思います。
では、どうすれば相手の裏をかくことができるのかということですが、
例えば、逆モーションを使うのも1つの方法ですし、
フォア前にサーブを集めておいて、
いきなりバックロングにサーブを出すというのも
相手の裏をかくために有効な戦術ですよね?
このように相手の裏をかく方法はいろいろあるのですが
レパートリーが多くなればなるほど
勝負どころで得点しやすくなってくるので
「相手の裏をかくにはどうすれば良いか」ということは
常に頭の中に入れておくようにしましょう。
まとめ
今回は卓球で勝てるようになるための
戦術や得点パターンの組み立て方について
紹介してみましたがいかがだったでしょうか?
戦術というと難しく感じてしまうかもしれませんが、
簡単にまとめると…
「自分の長所を活かし、相手の長所を封じる。
自分の弱点を隠し、相手の弱点を攻める」
ということになるのではないかと思います。
何か1つでも参考になることがあれば嬉しいです^^