どうも、卓球好きしゃちょ~です^^
今日はXIOM(エクシオン)の
ヴェガシリーズから
「ヴェガチャイナ(VEGA CHINA)」を
試打してみたので、
レビューを書いていきたいと思います!
ヴェガチャイナはドイツ製の
粘着テンションラバーということで、
ちょっと想像がつかないのですが…
そこが楽しみなラバーでもありますね(笑)
ヴェガチャイナ(VEGA CHINA)試打レビュー
というわけで、
まずはヴェガチャイナの外観を
見ていきますと…
シートはかなりテカテカ系ですね^^
粘着テンションラバーといえば!
という感じのテカテカシートですが、
ヤサカの輝龍や翔龍もこんな感じの
イメージのシートでした。
で、少しロゴの部分をアップしてみると…
「VEGA CHINA VM」って書いてあります。
ん?
「VM」って何だ?
ということで調べてみると…
実はヴェガチャイナには2種類のタイプがあるようで、
今回試打する「VM」はシートの粘着力が中粘、
つまり微粘着系のシートということになるようです。
ちなみに、
もう1つは「VH」で高粘、
つまり強粘着系のシートが搭載されているのですが、
VHは日本では販売されていないようでした。
で、
スポンジの部分を拝見してみると…
シートの粒がかなり低く、
スポンジは気泡がほとんどなく
構造的にはいかにも粘着ラバーという感じなんですが…
指で押すと、
そこまでカチカチとしたスポンジではなく
割りと弾力がある感じのスポンジなんですね~
ヴェガシリーズはスポンジがかなり
弾力がある感じで好印象だったんですが、
それはヴェガチャイナにも
しっかりと反映されているようです。
では、早速試打していきましょう。
まず、軽くフォア打ちしてみると…
パチパチというかペチペチという
粘着ラバーの打球感が強いんですが、
思ったよりも打球感が硬くないですね。
で、
ボールの飛び方が非常に直線的かつ
低い弾道で入っていきます。
粘着テンションって
割りと弧線が高い感じで
入っていくようなイメージを
勝手に持っていたんですが、
ヴェガチャイナはかなり低くボールが飛んでいきます。
なので、
なんだろう
自分がイメージした通りの
気持ちが良いボールが飛んでくれる系の
ラバーではありませんね(笑)
逆にいうと、
自分でも予測ができないような
ボールが勝手に出てくれるようなラバーなので…
かなりやりづらいと思われるような
ボールが出せるラバーですね(^^)/
実際ヴェガチャイナでドライブを打ってみると、
ボールの飛び方がかなりまちまちな感じでして…
回転がかかっていたり、
かかっていなかったり
飛んだり飛ばなかったり…
と、
かなりムラがある感じなんですよね(;・∀・)
で、打った感じは、
シートにガツッとボールが
引っかかる感じはあまりなくて、
かなりモワモワした感じで
表現するのが難しいんですが、
ウレタンでボールを打っているような
感じの打球感なので、
自分でもどんなボールを打ったのか
手に伝わる感覚からは分からない
という感じでした。
なので、
自分では同じように打っているつもりでも
ラバーの方で勝手にいろんな変化を
つけてくれているという感じのラバーなので…
ヴェガチャイナはかなり好き嫌いが
分かれてしまう可能性がありそうですね^^
あと、
ヴェガチャイナはテンションが入っている
といっても粘着ラバーよりなので、
自分でしっかり力を加えて打たないと
良いボールが入ってくれませんでした。
輝龍や翔龍のような粘着テンションラバーだと
パワーがなくてもボールのスピードが出しやすい感があるんですが、
ヴェガチャイナは自分でしっかり
力を加えて打たないと
良いボールが出てくれないので、
パワーがある人でないと
使いこなすのが難しいかもしれません。
まとめ
今回はヴェガチャイナのレビューを
書いてみたんですが、
ヴェガチャイナってかなり不思議系のラバーですね^^
とにかく、
勝手に癖玉が出るような感じなので、
扱いやすさというのは
かなり低いと思うんですが…
その分相手もやりづらいと思ってくれるので
トータルすると、
そこそこ良い感じになるという感じですね。
サクッと使いこなせるラバーではないんですが、
そういったラバーの方が使いこなせるようになると
メリットがたくさんありますし、
自分独自のプレースタイルを作りやすくなるので、
ヴェガチャイナは可能性を秘めたラバーだと思いました。
もしよければ参考にしてみてください。