どうも、卓球好きしゃちょ~です^^
名作ラケットのひとつにニッタクの
弦楽器シリーズがあると思うんですが、
今回はその中から「バイオリン」の
試打レビューを書いていきたいと思います。
【卓球ラケット】バイオリン試打レビュー!回転量とコントロール性の高さが光る1本
バイオリンのグリップです^^
木材合板ラケットでありながら
発売当初15,000円(税別)だったのは当時衝撃的でしたが、
今はさらに値上がりしているみたいですね(^_^;)
かなり高級感があるラケットなので
持っているだけで割りと気分が違うラケットではあるんですが、
それにしてもいい値段してます(笑)
というわけで、早速バイオリンのレビューを書いていきたいと思います。
バイオリンでフォア打ちしてみると、
板全体で打っている独特の打球感があります。
「ボワーン」というような感じで
普通の木材合板ラケットの「ポコン」という
打球感よりも奥深い感じがします。
で、バイオリンはそこまで弾まないですね。
打ったボールが結構スローな感じで飛んでいきます(^^)
なので、正直グルーが使えなくなって
プラボールでバイオリンが使えるかといわれると
打ってみて威力に物足りなさを感じなければ大丈夫
というふうに思うんですが、
バイオリンは板厚が5.3mmと薄めなので
そもそも弾まない作りになっているんですよね~
じゃあ、バイオリン威力でなくて使えないじゃん…
と思ってしまうところなんですが、
実はバイオリンは回転のかかりと
コントロール性がかなり高いラケットなんです^^
ドライブをすると回転量だけで
相手のブロックがオーバーしてしまうレベルの
ドライブが自動的に打てる感じのラケットなので、
回転量とコントロールで
勝負していくというような卓球をする人には
うってつけの1本だと思います!
で、個人的におすすめなのがフォアに
テナジー64の厚を貼る組み合わせなんですが、
テナジー64の厚をバイオリンに貼ると
回転が超かかるだけでなく
それなりにスピードも出せるようになるので
バイオリンの長所である回転量はもちろんですが、
スピードを補うことができ
非常にバランスが取れるんですよね~
ちなみに、特厚だと回転がかかる感じがぼやけて
弾みすぎてオーバーが増えてしまうと感じたので
厚のテナジー64と組み合わせて
回転量の多いドライブで先手をとって
相手が合わせたところを畳み掛けていく
というような卓球をすると良いと思います。
逆にバイオリンに弾まないラバーを合わせてしまうと
かなり使いづらくなってしまうので注意が必要しましょう。
バイオリンには弾んで回転がかかる
スピン系テンションラバーを合わせると
失敗が少ないと思います。
あとは、バイオリンは弾みが抑えられている分
ブロックがかなり安定する傾向があります。
相手に強打されてもラケットに当たると
衝撃がしなりによって程よく吸収されて
安定して相手コートに返ってくれて、
しかも、コントロールがしやすいので
ブロックで相手を振り回すなんてことが
簡単に出来てしまうラケットなんですよね~(;・∀・)
いやーこんな闘い方をされたら
絶対に嫌だ~と思うんですが、
そんな闘い方にうってつけのラケットが
バイオリンというわけなんですね~
バイオリンは威力を求める人には
弾みが物足りなく感じてしまうラケットになってしまうんですが、
回転量とコントロールで勝負していくという人は
これしかないという感じのラケットになる
というなんとも使い手を選ぶ感じのラケットだと思います(笑)
というわけで、今回はバイオリンのレビューでした。
少しでも参考になれば嬉しいです^^